スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2015年02月12日

西日本新聞第10弾

=========================================================

素朴な疑問?  

食品の裏側から  安部 司


添加物は何のため? 味付けも食事も便利


食品添加物の効用、「便利になる」の代表選手は即席麺。

カップ麺だと火もいらず、いつでもどこでも食べれる便利さは、以前解説したように麺を低温で空揚げして水分を飛ばし、乾燥させたおかげ。

その代わりに油の酸化をを防ぐ酸化防止剤、お湯でふやけやすくしながらも麺にコシを残すための加工でんぷん、炭酸カルシウムの添加が必要になるわけです。

便利な調味料も定番化しましたね。

料理を作ったもののどうしても一味足りず、味が締まらないときは、食塩にグルタミン酸ナトリウムを混ぜた味付き塩の一振りでバッチリ。

かつて料理人が「オタスケ」と読んでいたくらい、焼き鳥はささっと振りかけるだけでウマくなります。

コショウと塩味が一発で済む味付き塩コショウ。

私が開発した時の組成は、65%の精製塩と17%のホワイトペッパー、そして15%のグルタミン酸ナトリウム。

あとはサラサラ感を出すための植物性繊維粉末を加えました。

ある料理本のレシピは昆布だしの代わりに昆布茶を使っていました。

だけど昆布茶の中身は塩・砂糖・化学調味料、昆布粉末・・・・。

ほとんどグルタミン酸ナトリウムの味で、だしが出るほどの昆布粉末は残念ながら入っていません。

ギザギザのアルミ小皿に入った弁当向けの冷凍食品のおかず。

野菜のお浸しやきんぴら、煮付けと種類が豊富な上に凍ったまま弁当に詰めると、お昼まで保冷剤代わりになってすごく便利ですが、20~30種類の添加物もしっかり入っています。

いつでも買える便利なコンビニのサンドイッチのラベルには、「保存温度10度以下」という表示が。

でも売られているのはたいてい扉のないオープンケース。

ケースに入れると、客が扉を開ける手間を嫌がり、売上が減るかもしれないので、メーカーは常温でも販売でき、なおかつ消費期限が長くなるようグリシン、酢酸ナトリウム、PH調整剤などを添加します。

スーパーの冷凍庫の扉もなくなりました。

買いやすくて便利だけど、扉を外したことで不要だった添加物とともに電気の使用量も3割アップ。

脱原発を言うなら、こんなところにも目を向けてほしい。


=========================================================


∮*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:**:*:*:*:**:**:*:*.*.*.*.*.*.*.*.*∮
 健康カフェ 青汁屋 緒方扶実
 〒815-0033
  福岡県福岡市南区大橋4丁目21-29
  ☎:080-5274-8273
 fumi-g@ab.auone-net.jp
 ブログ:身体の中からきれいになって健康に!
 青汁屋ホームページ:http://www.aojiruya.jp/
∮*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:**:*:*:*:***:*:*:*.*.*.*.*.*.*.*.*.*∮

  


Posted by 緒方 扶実 at 01:09Comments(0)食品添加物