2015年02月06日

西日本新聞第9弾

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素朴な疑問?  

食品の裏側から  安部 司


添加物は何のため?  製造調理の手間省く


添加物を使うと調理が「簡単」になります。

手間暇かけて作った濃い味も、さじ一杯のだしの素を使えばできるのですから。

麻婆豆腐とかが作れるレトルトの「△△の素」になると、調理そのものが不要になります。

添加物を駆使すると、どれくらい簡単になるか。

郷土料理のがめ煮で見てみます。

がめ煮を作る際、面倒なのは人参、ごぼうなどの根菜類。

皮を剥いて乱切りすると手は汚れるし、皮は生ゴミになります。

その点スーパーで売っている水煮の真空パックは皮が剥かれ、カットしてあるので鍋に入れるだけです。

パックの中の水を舐めると酸っぱい味がします。

これはカットした根菜類の変色防止や日持ち向上、水のにごり防止などのために使われた添加物の味。

材料を漂白剤で白くしているメーカーもあり、まぁ10種類~15種類の添加物が入っていると思っていいかな。

もっと簡単なのは、袋を開けてチンするだけのできあいのがめ煮(五目煮)。

これには旨味調味料のほか、つや出しの増粘多糖類、しょうゆ色の着色剤、日持ちのためのPH調整剤、人工甘味料など20~30種類の添加物が。

家で作るぬか漬けやキムチはその酸っぱさが食欲をそそります。

それは乳酸菌がじっくりと発酵する過程で作り出す乳酸のおかげ。

だけどそんなに時間をかけなくてもキムチの素、浅漬けの素は野菜に混ぜるだけでそれなりの酸っぱさになります。

これは酸味料が添加されているからです。

野菜や果物のジュースを手作りしたら、カスの処理が大変。

その点、市販のジュースは超簡単なのですが、たいていは濃縮して冷凍された原料を輸入し、蒸発させた分の水を日本の工場で加えた濃縮還元という製造法で作られたもの。

「1日分のビタミン」などとうたうある商品は、濃縮加工時に失われたビタミンなどを後で補っています。

結論。

簡単になったということは、どこかが省略されたということ。

手首の運動でラベルを見て、台所にないものは添加物と思っていい。

一般に加工度が上がれば上がるほど、安ければ安いほど使われる添加物は増えていきます。


西日本新聞第9弾












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Posted by 緒方 扶実 at 02:06│Comments(0)食品添加物
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