2016年06月22日

壊れていく有機栽培

◆岡本よりたか/ Yoritaka Okamoto◆
環境活動家 空水ビオファーム八ヶ岳 代表 
(社)自然栽培ネットワーク Tokyo 代表理事 
命のリレーの会 代表


こんにちは、無肥料栽培家、環境活動家の岡本よりたかと申します。まずは自己紹介から始めます。

僕は山梨県北杜市、八ヶ岳南麓にて小麦やトマトを栽培する農家であり、かつ環境活動及び、無肥料栽培セミナー講師などを行っている者です。また、安全な作物の流通や、遺伝子組み換え作物への反対運動なども行っています。

※岡本よりたか Facebook
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※遺伝子組み換え食品なんかいらない
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※空水ビオファーム八ヶ岳
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※岡本商店(準備中)
http://www.okamoto-shoten.com

※著書「野菜は小さい方を選びなさい」
http://www.amazon.co.jp/dp/4894519658


僕の農法は、一般的には認知されていない無肥料栽培というものです。
一見聞き慣れない無肥料栽培という言葉ですが、最近でいうところの自然農法とか自然栽培と呼ばれる農法が、無肥料栽培にあたります。
無肥料栽培という言葉だけですと、化学肥料を使用せず、家畜排泄物などから製造した有機肥料は使用していると思われる方もいるようですが、僕は有機肥料も使用することはありません。

自然農法や自然栽培という農法には、定義というものは本来ありませんが、広義では、無肥料、無農薬、無除草の栽培方法をさします。
さらに不耕起、つまり畑を耕さない農法を自然農法と呼ぶことが多いと思います。

この農法を実践したのは岡田茂吉氏を始め、福岡正信氏、川口由一氏、木村秋則氏などの方々です。その方々がこの農法を伝承し、現在では多くの農業家の方々が実践しています。
しかし、自然農法や自然栽培は、元々、従来の収奪型と言われる化学肥料や化学農薬を使用する慣行農法が地球環境を壊していることから、そのオルタナティブ(代替手段)として生み出されたものです。

化学物質は一切使わないだけではなく、その畑や畑の近辺に存在しないものは、肥料であっても使用しないという信念があり、さらに草を敵とせず、虫さえも味方に付けて栽培する農法です。

最近では、生き方としての自然農法が注目されています。
つまり、化学物質に依存しない生き方、食べものを自ら作り出す自給自足的考え方を含めて、自然農法と呼ぶこともあるようです。

現代では、化学肥料や有機肥料が農薬以上に環境を壊していると様々な研究所が異口同音に訴えており、また、最近、世界中の農地で栽培される遺伝子組み換え作物と同時使用される除草剤によって、地球は温暖化、オゾン層の破壊、干ばつへの道へと進んでいるとさえ言われています。

農業が環境を壊す?
本来ならば人々を健康にしていかなくてはならない農業が、むしろ人々の健康を奪い、環境を壊しているという事実を知り、僕は環境活動への道へと進みました。
こうした活動は小さな活動ではありますが、みなさんが知らないような現実を、もっと表に出し、根深い環境問題について考えて欲しいという思いから、講演活動なども続けています。

僕の最大のテーマは、遺伝子組み換え作物の問題点なのですが、今日は、安全で安心できると思われている有機栽培農産物について書いてみようと思っています。
ぜひ、最後までご一読ください。

◇有機栽培農産物の嘘◇

◆壊れていく有機栽培◆

有機栽培、JASマーク。
スーパーの野菜売り場にある有機農産物コーナー。
泥つきで、あるいは葉つきで、一見素晴らしい野菜のように思うのは当然のことでしょう。
しかし、本当にこれらの野菜が素晴らしいのかは、正直なところわかりません。

素晴らしいというのは、もちろん味がいいというのもありますが、安全であるか、安心して食べられるかという意味です。
そう言う意味での有機栽培農産物というのは、今や神話化しているのが現実だと僕は思っています。

その理由を、僕の著書「野菜は小さい方を選びなさい」(フォレスト出版 4/8発売)から、一部抜粋しておきましょう。

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◆家畜排泄物肥料に含まれる化学物質◆

有機栽培農産物には家畜の排せつ物を使用した動物性たい肥使用のものと、植物たい肥のものがあります。
その両方の肥料は常に安全であるかといえば、決してそうではありません。
現代の畜産の問題点が、実は有機栽培にも影響してきています。

先に書いたように、平成10年~12年当時、家畜の輸入配合飼料が増えてきたのに合わせ、畜産の効率化のために、様々な試みがありました。
例えば、成長ホルモンによって牛の成長を早めるとか、搾乳量を増やすなどの試みが行われていました。
これは1960年去勢牛の肥育促進として許可されたものですが、1999年には承認が取り消され、現在は成長ホルモン剤の使用は繁殖障害や人工受精時期の調整程度で使用される程度になっています。しかし、ゼロではありません。

成長ホルモン剤の中には遺伝子組み換え技術により作られたものもあり、それらを使った畜産業に関しては、日本国内では存在しませんが、残念ながら諸外国では使用している例はあります。
もちろん、残留基準値が設けられていますので、必ずしも危険かというとそうでもありませんが、不安材料の一つになっています。

また、家畜が病気になれば、ミルクも食肉にも影響が出て出荷できなくなるために、病気にならないように抗生物質を使用するようになっています。
さらにはワクチンも多用されています。
家畜が疾病に罹ると生産者としては致命的問題ですので、病気を防ぐという事は至上命題であることから、多用されるようになりました。
しかし、要は病気になるような環境で育てなければならない、畜産業の大規模化、効率化が問題であるのでしょう。
しかし、畜産業も農業と同じく、効率化しなければ生活成り立たない業種になってしまったことが、抗生物質やワクチンの使用を加速させています。
これは農産物に農薬が大量に散布されることと全く同じ構図ということです。

そして、一番の問題は、家畜の餌、つまり配合飼料の価格です。
これを安く抑えなければ製品価格が高くなってしまうため、米国などから安く配合飼料を仕入れるようになりました。
この配合飼料は、次の章で説明するような、遺伝子組換え穀物が多くなりました。
トウモロコシや大豆です。

元々牛は草しか食べないかった動物ですが、その牛に出来るだけ脂身を増やすために、タンパク質や脂質の高い穀物飼料を与えるようになります。
穀物飼料は牧草よりも価格が安く、かつ牛は好んで食べるようになります。
しかし、元々草しか食べない牛ですから、4つの胃ではなかなか消化できません。
消化できない穀物が胃の中に残り続けるために、やがて牛たちは胃炎のような症状に見舞われます。
胃炎だけではなく、今までは無かったような様々な病気が牛を襲うことになります。
牛が病気になれば、薬が投与されます。もちろん抗生物質もです。
やがて牛の胃や腸の中で大腸菌が、抗生物質に対して抵抗力を持つようになり、O-157のような強い大腸菌が生まれます。
さらには抗生物質に対し耐性を持ってしまい、更なる抗生物質が必要になってきてしまいます。

牛はその大腸菌を排泄物として外に出します。
その時、体内に残ってしまった薬の成分、抗生物質、あるいはワクチンなどに含まれる重金属などが含まれる可能性が出てきました。
これらを元に動物性たい肥を作りますが、そのまま畑に散布すると、畑の中に薬や菌たちが一緒になって撒かれることになります。

通常であれば、それらは発酵という経路をたどって無毒化して散布されるべきですが、肥料を作るのに何年もかかってしまっては、肥料会社もコスト割れするため、できるだけ早く肥料として販売したくなります。
そのため、発酵を早めるような微生物を混ぜ込み発酵を促進させますが、残念ながら、完全に発酵した状態で販売されるとは限りません。

実際にホームセンターなどの販売された有機肥料を調べたところ、完全に発酵が終わっておらず、たい肥としてはまだ未完全な、未完熟たい肥であったことが調査で分かっています。

しかも、その元になっている排泄物は輸入による遺伝子組み換え穀物です。
あとで説明しますが、遺伝子組み換え穀物は高い濃度で、除草剤成分や殺虫成分が残っていることがあります。
この状態で未完熟のまま畑に肥料として撒かれると、畑の土の中に、大腸菌や薬の成分、重金属、遺伝子組換え穀物の毒性が残り、それが作物に影響を与えるのです。
さらには、輸入に頼っている穀物飼料ですから、輸入はされるが出て行く先が無く、それらはどんどん国内の農地に溜まり続けることになってしまい、行き場を失います。

もちろん、残留基準値がありますから、ストレートに問題だとは限りませんが、それらを全部調べることなど出来ません。
肥料企業を通さずに家畜肥料を使用する農家もいるかもしれません。
その場合はJASマークは付いていないかもしれませんが、有機栽培と書かれて店頭に並ぶ可能性があるわけです。

植物たい肥も安心してはいられません。
精製食品を製造している食品会社では多くの化学物質や添加物を使います。
それらが、精製した後の残渣に残っている可能性は捨てきれません。
その残渣を、先ほどの家畜の排せつ物と同じく、発酵させて肥料化してから使うのですが、それらも完全に発酵が終わっていない状態で畑に撒かれると、同じ問題を抱えることになります。
畑に化学物質が撒かれることになるということです。

そして同じように、遺伝子組換え穀物が混ざる可能性はあります。
例えば、菜種油の元の菜種は今や遺伝子組換え菜種がほとんどです。
醤油を作る大豆も遺伝子組換え大豆のものもあります。
日本ではまだありませんが、遺伝子組換え甜菜から作られた砂糖もありますから、その甜菜の残渣が有機肥料となっているかもしれません。
それらはどの程度影響あるかは残念ながらわかりません。
調べている研究者がおらず、データがないからです。
しかし、データが無いということは、決して安全であるという事にはつながりません。

有機栽培の有機肥料と言っても、このように決してすべてを手放しに安全だと思い込んではいけないということです。

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このように、有機肥料と言っても、必ずしも環境に良く、健康にも良いというものではありません。
手放しに有機栽培を推奨する風潮もあるようですが、多くは問題ないとしても、実際にはどのような作物が売られているのかはわかりませんので、やはり自分で確認するという行為が必要になってきます。
つまり自分の健康は自分で守るということが必要なわけです。

また、肥料について詳細に書きましたが、実際には農薬に関しても同じことが言えます。
有機栽培農産物は無農薬であるという思い込みを持つ人もいるようですが、実際には無農薬の有機栽培農産物はさほど多くはありません。
それに関しても、著書「野菜は小さい方を選びなさい」(フォレスト出版)に記載していますので、一部引用します。

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◆有機栽培でも使用できる生物由来農薬◆

有機栽培には、実は農薬を使用する農法としない農法があります。
有機栽培農産物というと無農薬だと思われている方がいますが、有機栽培でも使用が認められている農薬が沢山あります。
その数は結構多く、農薬の分類で37種類、製品だけでも47種類以上あるのです。
これらの農薬は基本的には天然由来、微生物資材が多いのですが、中には、化学農薬とさほど変わらないものも沢山あります。

例えば殺菌剤のボルドー液などは通常の農薬と変わりなく使用される農薬であり、安全性としては危険な部類には入らない普通物に該当しますが、これも立派な化学農薬です。
微生物資材であれば安全であるようにも思われるかもしれませんが、有機栽培で使用される殺虫剤は虫を殺すわけですから、決して安全とは言い切れません。
例えば、BT剤という有機栽培で使用が認められている農薬がありますが、この虫に効く毒素というのは、遺伝子組み換え作物が持つ毒素と同じ種類のものであり、このBT毒素が人間の健康を害するというデータも存在します。
ですので、もちろん農産物に散布すれば同じようにリスクが生じる訳です。

有機栽培の農薬なら安全なのではないかという勘違いをすると、非常に問題です。
有機栽培は決して、お酢やトウガラシというような、人間が食しても安全なものを使用して、病気や虫食いから防いでいるわけでありません。
バイオテクノロジー企業が開発した化学農薬や微生物資材などを使って、防除しているのです。
もちろん、お酢やトウガラシが安全であるという事ではありません。それらですら、使い過ぎればリスクは伴います。
ましてや化学農薬となれば、安全とは言い切れないのが実情だと思います。

一見化学農薬は使用されていないように消費者は思ってしまいますが、現実にはかなり使われていると思った方がいいと思います。

ちなみに、JAS法の認証制度では、こうした農薬を全く使用しなかった場合のみ、「無農薬」と表記できます。
実はこの無農薬という表記も、このJAS法の有機認証制度を得ていない限りは、本来は表記してはいけない規則になっています。
とはいっても、マルシェなどで販売する場合などの多くで、JASマークのない、つまりJAS法の認証制度を得ていない有機栽培農産物でも、無農薬という記載がされていることは多々あります。
つまり、こうした表示はどうしても抜け道的に表示されることがありますので、決してそのまま信頼できないというのが現実です。

結果的に通常の農産物とあまり変わりがなく、農薬を大量に使用してしまえば、有機栽培だからと安心できないわけです。
農薬を避けたいと思うのであれば、「無農薬」と表示された有機栽培農産物を選ぶ必要があるということです。

大切なことは、栽培者を知ることです。
全く顔の知らない生産者ですと信頼できない方は、できるだけどのような生産者なのかを知る必要があるということです。

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このような安全とは言い切れない有機栽培なのですが、アメリカやヨーロッパにおいては、有機栽培、つまりオーガニックというものに関しては、もっと安全であるべきという考えから、次第に家畜の餌に遺伝子組み換え作物を使わないとか、抗生物質やワクチンなどを多用しないなどの取り組みも行われていますが、残念ながら我が日本においては、まだまだ後進国といっていいでしょう。

さて、最後に、次回メルマガを書くとしたら、遺伝子組み換え作物のことになると思います。
まずは、遺伝子組み換え作物とはなんなのかという点が気になるかと思いますが、もちろんそうした内容も詳細に書いていくつもりではありますが、僕が一番気にしているのは、TPPとの絡みです。
TPPはいくつかの命題を持って日本に押し付けてきているわけですが、その中でもこの遺伝子組み換え作物の押し付けがさらに強固になる事への懸念が、僕としては一番気になるところです。

そこで、次回の序奏として、遺伝子組み換え作物を回避すべき10の理由と、遺伝子組み換え作物とTPPに関係について簡単に書いておきましょう。

◆遺伝子組み換え作物を回避する10の理由◆

1.遺伝子組み換え作物は健康を害する
臓器障害、胃腸および免疫系障害、老化促進、および不妊症などの慢性的な病を引き起こす

2.遺伝子組み換え作物は遺伝子汚染を引き起こす
花粉飛散によって他の植物の遺伝子を汚染したら、取り返しがつかない

3.遺伝子組み換え作物は、除草剤の使用を増やす。
除草剤耐性の遺伝子組換え作物は、モンサント社のラウンドアップの使用を劇的に増やし環境を破壊する

4.遺伝子工学は、予測できない危険な副作用を起こす
他の生物から得た遺伝子を挿入することで、非常に新しい毒素、アレルゲン、発癌物質、および栄養不足を生じ、大規模な被害をもたらす

5.政府の安全性審査は、危険なほど緩い
主に政治的な理由で、遺伝子組み換え作物の健康と環境リスクの大部分は、政府の表面的な規制や安全性評価では無視されている。

6.バイオテクノロジー産業は、危険な薬品を作り続けている
バイオテクノロジー産業は、危険な枯葉剤エージェント・オレンジや、PCB類、そしてDDTを生産し、安全であると我々を騙してきた

7.独立した研究報告は攻撃され、抑制されている
遺伝子組み換え作物の問題を発見する科学者は、攻撃を受け猿轡、解雇、脅し、そして資金を拒否されている

8.遺伝子組み換え作物は、生物の生態系や土壌生物に害を与える
鳥、昆虫、両生類、海洋生態系、および土壌生物に害を与え、生物多様性を減らし、水資源を汚染するため持続不可能である

9.遺伝子組み換え作物は食料危機を防ぐ役割を果たしていない
発展途上国で使用されている非遺伝子組み換え作物は79%も増収しているのに対し、遺伝子組み換え作物は、全く収量を増加させていない

10.遺伝子組み換え作物を避けることで、消費者の拒否意思に貢献している
私たちが遺伝子組み換え作物が使用されるブランドを拒否し始めた場合、食品会社はその使用を諦めざるを負えなくなる


◆TPPがもたらす遺伝子組み換え食品の5つの可能性◆

以下に書いたことは「可能性があるという」ことであり、「下衆の勘繰り」と思われる方もいると思うのですが、可能性を考えることが、一番の防衛になるという考えで書いています。
誤解なさらぬようにお願いします。TPPに参加したからこうなるということでもないのですが、TPPに参加すれば、よりやりやすくなるというのは間違いないでしょう。

1.遺伝子組み換え表示義務の撤廃

最初に気になるのは、この表示問題のことでしょう。表示義務は一応残す方向のようにマスコミには伝えられているようですが、本当のところはわかりません。
米国NGOからの情報では、表示義務撤廃で合意しているとさえ伝えられています。
表示義務がなくなれば、今流通していない遺伝子組み換えジャガイモ、アルファルファ、てんさい(砂糖大根)、綿実が入ってくるかもしれません。
既に大量に入っているコーン、大豆、菜種は家畜飼料や油脂、食品添加物となって表示義務を逃れています。
綿実、アルファルファも家畜の飼料になる可能性が高いですが、ジャガイモは主原料で使用される可能性もあります。てんさいは砂糖になります。

2.作物や種子への知的所有権の拡大

WTO(世界貿易機関)が所管する種子等の知的所有権は、当然WTOに加盟する日本でも主張することができます。
ということは、日本国内の在来種、伝統野菜とて、その対象にならないとも限りません。
日本の在来野菜の種の遺伝子を組み換え、知的所有権を主張することで、在来野菜の栽培が難しくなるということです。
何故なら、アメリカが掲げる「登録品種または登録品種とその特性が明確に区別されない種子を生産農家が再利用することを禁ずるものとする」というルールを日本に押し付ける可能性があるからです。

3.遺伝子組換え種子の販売の開始

現在、日本には遺伝子組み換え種子は存在していますが、生産用としては販売されていません。
しかし、当然、商用栽培が許可された遺伝子組換え種子の販売が始まる可能性があります。
今まで、商用栽培がおこなわれなかったのは、国内には根強い反対意見があり、特に農協なども表面上反対をしているので進めることはできませんが、これらもISD条項を盾に、栽培を要求してくることでしょう。
国内種苗会社と多国籍企業の販売格差を無くせと言う主張で。

4.多国籍企業の日本農業進出

表面上は、日本法人化したメーカーが、自社の原材料の生産を国内で行うことになります。
その原材料が遺伝子組み換え作物になりうるということです。
可能性としてはてんさい、ジャガイモ、大豆でしょう。つまり食品の主原料です。
飼料栽培は実際、国内においては一部の酪農家しか行っていないので、量は少ないですが、それでも飼料用デントコーン、大豆の種子が遺伝子組み換えになる可能性は捨てきれません。
北海道の農協は遺伝子組み換え作物を作らないと宣言していますが、拒否を通せるかが肝となります。

5.食品安全近代化法による国内監視

アメリカは食品安全近代化法が施行されており、この法律は海外の食品も管理することをうたっているため、例えば、日本国内においても、国際食品規格に適しない食品は危険であるというレッテルを張り、無農薬野菜や消毒、殺菌しない食品、食品添加物を使用しない食品の流通の停止や、工場の閉鎖を要求する可能性があります。
大げさではなく、アメリカの食品医薬品局は、殺虫剤をかけた食品は安全であるが、生きた菌は危険であると明言しているのです。
もちろん、遺伝子組み換え作物は「安全」な食品に入るという考えです。

とまぁ、こんなことが今後起こりうるだろうなぁとは想像できるのですが、賢い日本人を僕は信じます。
たとえ理不尽な要求をされても、最終的に日本人は立ち上がり、拒否の姿勢を貫き通す事でしょう。国民が拒否すれば、政治家も受け入れざるを負えませんし。

遺伝子組み換え作物は健康に害があると言われていますし、多くの実験結果によっても証明されています。さらにはオーガニック農家の激減、安全な作物の激減、種子の支配による食料支配など、多くのブラックな側面を持っています。
なんとしても、この遺伝子組み換え種子の流入を防がなくてはならないと、僕は思っています。

ありがとうございました。



◆岡本よりたか/ Yoritaka Ok





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Posted by 緒方 扶実 at 02:06│Comments(0)健康生野菜ジュース青汁
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