2015年04月07日
西日本新聞第12弾
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素朴な疑問?
食品の裏側から 安部 司
栄養表現のカラクリ
「『1日分の野菜』と書かれたジュースを毎日1本飲んでるから、もう野菜は摂らなくていい」という女子中学生がいました。
聞くと母親から薦められたとのこと。
「レタス△個分の食物繊維」なんてうたう飲料がありますね。
便秘で悩む人にはそそられる文句ですが、作り方は簡単。
レタス一個(100g)に含まれる繊維質は約0.5gですから、ブドウ糖やソルビトールなどから合成される水溶性食物繊維「ポリデキストロース」やデンプンを加熱分解して作る「難消化性デキストリン」などの食物繊維を2.5g加えればそれでレタス5個分です。
「レモン100個分のビタミンC入り」飲料はどうか。
レモン1個に含まれるビタミンCは0.02gですから添加物のアスコルビン酸(別名ビタミンC)を2g入れたらもうそれで100個分。
「ほうれん草の△倍の栄養分(同量比)」という表現も同様です。
生野菜の重量の95%は水分。
乾燥粉末100gは生野菜約2kgに相当しますから、生のほうれん草100gと乾燥野菜粉末100gは生野菜約2kgに相当しますから生のほうれん草100gと乾燥野菜粉末100gを比べれば必然的に栄養素の数字は大きくなるわけです。
言っていることは決して嘘ではありません。
そこが売る側のテクニックといえばそれまでですが、みなさんが多いと思い込んでいるレモンに含まれるビタミンCやレタスの繊維質の量は野菜の中に当たり前に入っているのにあえて人為的に作り上げた繊維質を加えて健康なイメージを膨らませるやり方はいかがなものか。
冒頭のジュースにしても搾る時に繊維質は除かれ、輸送コストのため加熱濃縮される工程でビタミン・ミネラルなども減少。
あとから減った成分を添加して栄養素の帳尻を合わせたとしても、素材から執った350gの野菜とは根本的に違います。
それ1本で野菜を摂らずに済む、野菜不足を解消してくれると考える人を作るのは、ちとまずいように思います。
♪~思わせぶりのあんたが罪か、思い込んだ私がバカだったのか・・・。~♪
食品メーカーのしたたかな思惑と消費者の淡い期待のすれ違いは、何やら男女の関係を歌う演歌の世界のようです。
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私は生野菜ジュースを飲み始めて身体の変化に気づき、いろんな飲み物があるけれど、何で反応するものとしないものがあるのか不思議に思っていました。
反応したのは搾りたての生野菜ジュースや青汁で他は全く反応なしでした。
市販の野菜ジュースの中身は数十種類の野菜の名前が羅列しています。
そしてそれだけの栄養が入っているとメーカーはうたっています。
確かに入ってはいるけどそれだけのことでその栄養が身体の中に吸収されていくかどうかは別です。
人間の腸は自然な分子構造になっているものには反応して吸収し、化学物質はいらないものとして排泄していきます。
何にも知らないで飲み続けている人がたくさんいることは本当に問題だと思っています。
大人だけでなく子供たちや赤ちゃんや妊婦さんなどもっともっと考えて飲んでもらわなければならないと思います。
そして加工されたものには生きたビタミン・ミネラルも入っていなければ、酵素も入っていません。
身体のためにと思って飲むほどのものではないのです。
だいぶ以前にメーカーにその野菜ジュースを飲んで本当に身体のためになっているのか質問の電話をした方がいました。
メーカー側は「通常の缶ジュースと何ら変わらない飲み物と思っていただいて構いません」と言っていたとのことでした。
やはりこんなもんです。
売れればいいという考えだけで作り出されたものです。
身体にとってマイナスになるものばかりが氾濫している世の中です。
安部さんがおっしゃるとおりスーパー・コンビニ・ディスカウントストアなどへ行ったら、手首の運動は絶対欠かせません。
すべて危ないと思って自分で判断して買っていかないといけません。
自分の命は自分で守ってください。
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健康カフェ 青汁屋 緒方扶実
〒815-0033
福岡県福岡市南区大橋4丁目21-29
☎:080-5274-8273
fumi-g@ab.auone-net.jp
ブログ:身体の中からきれいになって健康に!
青汁屋ホームページ:http://www.aojiruya.jp/
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素朴な疑問?
食品の裏側から 安部 司
栄養表現のカラクリ
「『1日分の野菜』と書かれたジュースを毎日1本飲んでるから、もう野菜は摂らなくていい」という女子中学生がいました。
聞くと母親から薦められたとのこと。
「レタス△個分の食物繊維」なんてうたう飲料がありますね。
便秘で悩む人にはそそられる文句ですが、作り方は簡単。
レタス一個(100g)に含まれる繊維質は約0.5gですから、ブドウ糖やソルビトールなどから合成される水溶性食物繊維「ポリデキストロース」やデンプンを加熱分解して作る「難消化性デキストリン」などの食物繊維を2.5g加えればそれでレタス5個分です。
「レモン100個分のビタミンC入り」飲料はどうか。
レモン1個に含まれるビタミンCは0.02gですから添加物のアスコルビン酸(別名ビタミンC)を2g入れたらもうそれで100個分。
「ほうれん草の△倍の栄養分(同量比)」という表現も同様です。
生野菜の重量の95%は水分。
乾燥粉末100gは生野菜約2kgに相当しますから、生のほうれん草100gと乾燥野菜粉末100gは生野菜約2kgに相当しますから生のほうれん草100gと乾燥野菜粉末100gを比べれば必然的に栄養素の数字は大きくなるわけです。
言っていることは決して嘘ではありません。
そこが売る側のテクニックといえばそれまでですが、みなさんが多いと思い込んでいるレモンに含まれるビタミンCやレタスの繊維質の量は野菜の中に当たり前に入っているのにあえて人為的に作り上げた繊維質を加えて健康なイメージを膨らませるやり方はいかがなものか。
冒頭のジュースにしても搾る時に繊維質は除かれ、輸送コストのため加熱濃縮される工程でビタミン・ミネラルなども減少。
あとから減った成分を添加して栄養素の帳尻を合わせたとしても、素材から執った350gの野菜とは根本的に違います。
それ1本で野菜を摂らずに済む、野菜不足を解消してくれると考える人を作るのは、ちとまずいように思います。
♪~思わせぶりのあんたが罪か、思い込んだ私がバカだったのか・・・。~♪
食品メーカーのしたたかな思惑と消費者の淡い期待のすれ違いは、何やら男女の関係を歌う演歌の世界のようです。
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私は生野菜ジュースを飲み始めて身体の変化に気づき、いろんな飲み物があるけれど、何で反応するものとしないものがあるのか不思議に思っていました。
反応したのは搾りたての生野菜ジュースや青汁で他は全く反応なしでした。
市販の野菜ジュースの中身は数十種類の野菜の名前が羅列しています。
そしてそれだけの栄養が入っているとメーカーはうたっています。
確かに入ってはいるけどそれだけのことでその栄養が身体の中に吸収されていくかどうかは別です。
人間の腸は自然な分子構造になっているものには反応して吸収し、化学物質はいらないものとして排泄していきます。
何にも知らないで飲み続けている人がたくさんいることは本当に問題だと思っています。
大人だけでなく子供たちや赤ちゃんや妊婦さんなどもっともっと考えて飲んでもらわなければならないと思います。
そして加工されたものには生きたビタミン・ミネラルも入っていなければ、酵素も入っていません。
身体のためにと思って飲むほどのものではないのです。
だいぶ以前にメーカーにその野菜ジュースを飲んで本当に身体のためになっているのか質問の電話をした方がいました。
メーカー側は「通常の缶ジュースと何ら変わらない飲み物と思っていただいて構いません」と言っていたとのことでした。
やはりこんなもんです。
売れればいいという考えだけで作り出されたものです。
身体にとってマイナスになるものばかりが氾濫している世の中です。
安部さんがおっしゃるとおりスーパー・コンビニ・ディスカウントストアなどへ行ったら、手首の運動は絶対欠かせません。
すべて危ないと思って自分で判断して買っていかないといけません。
自分の命は自分で守ってください。
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