2015年06月26日

西日本新聞第13弾

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素朴な疑問?  

食品の裏側から  安部 司

添加物にも「組み換え」



安全性や自然界への影響、倫理面などから賛否両論ある遺伝子組み換え技術。

それを食べたくないという人がいる以上、消費者の選択する権利を守るため、きっちり表示すべきだと私は思います。

遺伝子組み換え技術は、農作物だけに使われているのではありません。

国の認可の下、意外なところで駆使されています。

ほとんどのインスタント食品や、便利な「△△の素」に入っているうま味調味料の王様「グルタミン酸ナトリウム」もその一つ。

グルタミン酸は昆布などのうま味成分で、それ自体には、ほのかな酸味とうま味がある程度ですが、天然にはないグルタミン酸ナトリウムという化合物になるととてもうま味が増します。
  
このグルタミン酸を作るのが、遺伝子組み換えされたバクテリアです。

化学調味料という呼び名は、かつてグルタミン酸が石油から合成されていたこともあるため、そう呼ばれるようになったのでしょう。

今は遺伝子組み換えによってその能力を強化されたグルタミン酸生成菌がサトウキビから砂糖の結晶を取った後に残る糖蜜やデンプンを餌に、せっせとうま味の素を作ります。

生き物が作るのですから、これは「化学」ではありません。

だから業界では「うま味調味料」と呼ぶようになりました。

シイタケ、かつお節のうま味といわれ、この連載によく出てくる「リボヌクレオチドナトリウム」も同様。

残念ながら、同じタイプのものを二つ以上使うと「調味料(アミノ酸等)」の一括表示で済むので、その名をなかなか目にする機会がありませんが・・・・。

今のドレッシングには、とろみをつけたものが多いですよね。

片栗粉のとろみよりはサラリとしていますが、これはドレッシングを野菜によく絡ませるため。

このとろみを付けるための「キサンタンガム」を作るのも遺伝子を組み換えられた菌。

人気のノンカロリー甘味料「アスパルテーム」、味噌を着色する「リボフラビン(ビタミンB2)」もそうです。

このように遺伝子組み換えられてつくられた添加物は全部で74品目。

厚生労働省は「アミノ酸などの最終産物が高度に精製され、組み換え技術によるタンパク質が含まれていない」などの理由で、そのうち57品目は表示の必要はないとしていますが、消費者として、添加物に遺伝子組み換え技術が使われていることは是非知っておきたいものです。


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この国はいったい何やってんだろう?




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Posted by 緒方 扶実 at 01:03│Comments(7)食品添加物
この記事へのコメント
食品添加物も難しいですね~。
増粘剤は日本は得意ですね。
自分がせっせと学んでいた頃は、カラギーナンくらいしか知らなかったけど。

キサンタンガムやグァーガムって書いてあると、音の響きが?と、足を遠退かせる感じはします(笑)

食品添加物は、蒸しパンに使う重曹でさえ、確か表示はされていますよね。膨張剤という書き方もあった気がします。

重曹はそこまで体には悪くはないと思うし、ある意味、母の手作りの味という思い出もあります。

昔、パン業界にもいましたけど、市販の蒸しパンは袋の裏の原材料を見れば、いろんなものが入ってるのはわかりますし。

話がそれましたが…(^^;

誰かが言ってたけど、聞きなれない名前の原材料に注意するだけでもずいぶん違うようです。

以前、食品のカラクリみたいな本も出ていましたが、完全に鵜呑みしてもノイローゼみたいになってしまいますしね。
全部の企業がすべてそうであるわけでもありませんから。

緒方さんが前々から仰っているように、「わかって食べるのと、知らないで食べるのは、まったく違ってくる」ということと、それらを排出できる体であること、体になることは大事でしょうね。

それから、早く「特保」なんていう、くくりがなくなればよいと思います。
まだ昔の「○○強化食品」などの方が、何か加えてあるのか~とか見て意味もわかりやすいです(当時は栄養が足りてない時代でしたから…(^^;)

今いちばん身近に感じてるのは、合成甘味料かなぁ。今や飲料だけではなくなりましたからね。
白砂糖もよくはないけど、かろうじて「砂糖」明記でやってきた企業の食品が、しばらくすると表示にカタカナの甘味料が増えていたりします。

わたしも食品添加物ゼロな生活はできてないけれど、食品業界はよろしくない方向へいってしまっていますね…。

それでもたまに、「この材料は素晴らしい~」と思える食品に出会った時は感動しますo(^-^)o
Posted by 絵夢 at 2015年06月26日 17:32
絵夢さんいつもありがとうございます!!
私も絵夢さんと同じく添加物ゼロの生活はできていません。
ただ、手首の運動は毎度頑張っています。
結局この世の中は便利さを追求しすぎて、不自然なものばかりでできていて自然と共に生きていくことは少々難しくなっていってるんだなぁと感じている次第です。
せめて食べ物だけでも不自然なものを少しでも取り除いていけたらなぁと思います。
人間は自然な動物だからですねぇ~。

6月28日(日)に南清貴さんのランチライブに参加します。
絵夢さんは行かれますか?
どんなお話を伺えるのかとっても楽しみにしています♬
絵夢さんと会えたら嬉しいなぁ!!^^
Posted by 緒方 扶実緒方 扶実 at 2015年06月26日 23:05
Kiyoさんのセミナーに参加なさるのですねo(^-^)o

わたしはその日は、2度目のアロマセミナーに参加するのです~。

Kiyoさんのセミナーもまたいつか受けてみたいですね。
今回は情報が入って来なかったな~(^^;

ランチライブだったら、いろいろとヒントになることがあると思います。
楽しんできてくださいね(^_^)v
Posted by 絵夢 at 2015年06月27日 00:25
そうですか。
残念です!

でもいろんな情報をいただいて、お勉強してまいりたいと思っていま~す♫

楽しんできまま~す!!
Posted by 緒方 扶実緒方 扶実 at 2015年06月27日 07:01
わたしが行くアロマセミナーは、午前と午後と講義があるので、ランチボックス(お弁当)付きです(笑)
前回のメニューは、ハーブがいろいろと使ってあって、見ても食べても楽しかったですo(^-^)o
今回はどうかなぁ?

Kiyoさんが提唱している「オプティマルピラミッド」は、詳しく説明なさるのではないかなと思いますよ(^-^)
Posted by 絵夢 at 2015年06月27日 08:38
↑正確には「オプティマル・フード・ピラミッド」でしたm(_ _)m

また話を聞かせてくださいねo(^-^)o
Posted by 絵夢 at 2015年06月27日 18:54
アロマセミナーいいですね!
私も参加してみたいなぁ。
オプティマル・フード・ピラミッドの言葉は初めて聞きました。
明日のセミナーの中でその説明があるのかな?
とっても楽しみです♫
Posted by 緒方 扶実緒方 扶実 at 2015年06月28日 00:15
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