2017年03月03日
砂糖
砂糖の味を覚えてしまうともうダメなんですよね。
野菜を食べなくなってしまいます。
野菜はビタミン・ミネラルが入っていますので、身体に吸収ができなくなってしまったら厳しいです！
食べていたとしても、そして青汁や生野菜ジュースを飲んでいたとしても、砂糖を大量に摂っていたらそれを代謝するのに大量のビタミン・ミネラルが必要になってくるので、せっかく飲んで摂った栄養でも、それに使われてしまったら、身体の修復に必要な栄養が減ってしまいます。
これがもったいない。
砂糖を摂れば摂るほどそれに見合ったビタミン・ミネラルをたくさん摂らないといけないですね。
青汁も2杯３杯とたくさん飲まなくちゃいけなくなる。
だからお菓子やケーキやパンなどの甘いものは極力食べにようにするのがいいです。
とくに小さいお子さんは絶対考えたほうがいいです。
野菜食べない、青汁や生野菜ジュースは飲まない、お菓子やケーキは山のように食べる。
これを小さい頃からそして成人してからもずっと続けていくのです。
身体はどうなっていくのかはわかりますよね！
親御さんは心を鬼にして徹底的に野菜を食べさせるようにしなければ！
そして青汁を飲むようにしなければ！！ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ
考えていただきたいです！
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♡♡♡毎日の食生活に青汁を♡♡♡
健康カフェ 青汁屋 緒方扶実
〒815-0033
福岡県福岡市南区大橋4丁目21-29
☎：080-5274-8273
fumi-g@softbank.ne.jp
ブログ：身体の中からきれいになって健康に！
青汁屋ホームページ：http://www.aojiruya.jp/
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ご予約賜わり中！ 毎週水曜日に入荷！
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野菜を食べなくなってしまいます。
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食べていたとしても、そして青汁や生野菜ジュースを飲んでいたとしても、砂糖を大量に摂っていたらそれを代謝するのに大量のビタミン・ミネラルが必要になってくるので、せっかく飲んで摂った栄養でも、それに使われてしまったら、身体の修復に必要な栄養が減ってしまいます。
これがもったいない。
砂糖を摂れば摂るほどそれに見合ったビタミン・ミネラルをたくさん摂らないといけないですね。
青汁も2杯３杯とたくさん飲まなくちゃいけなくなる。
だからお菓子やケーキやパンなどの甘いものは極力食べにようにするのがいいです。
とくに小さいお子さんは絶対考えたほうがいいです。
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これを小さい頃からそして成人してからもずっと続けていくのです。
身体はどうなっていくのかはわかりますよね！
親御さんは心を鬼にして徹底的に野菜を食べさせるようにしなければ！
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2017年03月03日
脳卒中
ほとんどの慢性病が血管に関する病気で、本当に怖い！
ギリギリいっぱい身体は働き、もうこれ以上動きませんといった状態になってから病気になっていることを教えてくれる。
もう手遅れか、半身不随か。
こういう状態になるまでほおっておくことが私にとっては不思議でならない。
血液は恐ろしいくらいドロドロでどうしようもない状態。
青汁を飲んで毒出しをやることと、食生活の改善をやらなければ厳しい生活が待っています！！
今の食生活を見直してみられませんか？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
『脳卒中の話』
脳卒中とは？
脳は、脳みそ、卒は、にわかに、中は、あたるの意で、適中、命中と同じ意味。
すなわち脳が、にわかに邪気に当たった病氣といえます。
その実体は、脳の血管障害で、脳の血管が若さを失い、モロくなって破綻したり、血管が塞がって栄養や酸素が行き渡らなくなるために起こるわけです。
その原因の代表は、肉食過剰とストレス。
体質の建て直しを早急に計る必要があります。
そのためには、玄米・菜食中心の食生活に切り替える事が第一で、加えて精白食品や甘いものを極力控えましょう。
＜脳卒中とはどんな病氣？＞
代表的な文明病で、いま世界的に急増しているのは、血管・心臓病である。
その血管・心臓病という呼び名は、動脈硬化症、高血圧症、脳卒中などの血管病と、心筋梗塞、狭心症などの心臓病を一緒にしていることを示している。
その中から今回は、日本人の死因のトップの座を長い間保持している脳卒中をとりあげてみた。
統計によるとわが国では、ガンが青壮年期の最大の死因となっているのに対して、脳卒中のそれは老年期となっている。
また、日本は、世界で最も脳卒中死の多い国で、昭和年以来、死亡順位のトップを守り続けている。
脳卒中は、昭和20年頃から結核を追い抜いて、わが国（各世代を通じて）の死因トップとなった。昭和42年度は、この脳卒中のために17万2000人が死亡している。
尚、最近における心臓病の躍進も著しく、昭和42年度では、約7万5000人が他界している。この両者を合せた血管・心臓病による犠牲者は、合計して24万7000人で、同年における死亡者数の3分の1以上をしめている。
ところで脳卒中とは何だろう。
脳は脳みそ（脳実質）、卒は「にわかに」、そして中は「あたる」の意で、適中、命中などと同じ意味だ。
すなわち、脳卒中とは「脳がにわかに（邪氣に）当った病氣」なのである。
脳卒中の発作をみてみると、まさしくその通りの病氣であることがわかるだろう。
今まで元氣だった人が突然倒れたり、床についたきり昏睡状態を続けたり、幸い一命はとりとめたものの、身体の自由は失われてしまったり……といった劇的な変化をあらわす。
発作をおこした人の約半数は、一応生命はとりとめているとはいえ、一度発作を起こすと何らかの後遺症は残る。それも神経中枢部がやられるため、日常生活に大いに支障のある障害となることが多い。
これは人間にとって最も大切な脳を直撃するものであるから当然であろう。
従来は、
・ 急に起こる
・ 意識障害がある
・ 運動マヒがある、
の3つを備えているものを脳卒中と呼ぶ事としていたが、現在では、広く脳の循環害によって精神・神経症状を起こしたものを指すようになっている。
俗に中氣、中風と呼んでいるのもほとんど同じものと考えてよい。
＜血管を収縮させるもの＞
脳卒中という病氣の実体は、脳の血管障害である。脳の血管が若さを失い、モロくなって破綻したり、血管が塞がって栄養や酸素が行き渡らなくなるために起こる。
それでは、なぜ脳の、あるいは脳へ行く血管は詰まるのだろうか。
脳血管の老化は、高血圧や糖尿病などで、動脈が硬化氣味になっていると起こりやすい。身体が動脈硬化を起こしやすい状態になると、心臓や腎臓とともに、脳にもきわめて動脈硬化が起きやすくなるのである。
また、そのように動脈硬化が起きやすくなっているときは、たいてい血液の粘稠性が高かったり、循環が悪くなっているもので、血液は血管内で凝固して血管を塞ぎやすくする。というわけで、動脈硬化が進行すると脳卒中になりやすい。
そこで、まず動脈硬化症について若干説明を加えておこう。
精神的、肉体的に関わらずストレスを受けると、我々の身体は緊張し、自律神経が興奮してアドレナリンの分泌が高まる。このアドレナリンは、血管を縮める働きをもっている。
また、タバコのニコチンもアドレナリンの分泌を促進して、同様の結果を招く。
このように血管を異常に収縮させる条件は動脈硬化を招く因子である。
とはいえ、それは真因とは言い難い。
と言うのは、ストレスやニコチンによって血管が収縮したとしても、血管の機能が正常でありさえすれば、すぐに復元するはずなのだ。
だから、その復元力（弾力性）を失わせている条件こそが問題と言えよう。
動脈硬化を起こし、血管の弾力性を失わせる最大の原因は精白食品の多食だ。
とくに甘いものの過食が真因なのである。
白米、白砂糖などの精白食品を摂ることによって、血液中の糖度が急激に上昇し始める。この急激に上昇した血糖値を抑える役目をしているのが膵臓。そこから分泌されるインシュリンというホルモンが重要だ。インシュリンは、脂肪代謝とも深い関係をもっているため、膵臓氣能が衰えてくれば、脂肪代謝が円滑に行なわれなくなり、細胞中に変性した姿となった脂肪が残るようになる。これが動脈硬化の大きな原因なのである。
一般に、動脈硬化というと動蛋食によるコレステロール沈着だけが問題にされがちだが、精白食品も負けず劣らず危険なものだ。
今の日本人の平均的な食生活は、白米ご飯を主食として、副食は肉、卵などの動蛋食品を中心にして、味つけにたっぷりの白砂糖を用いる……というもので、白米・動蛋食品・白砂糖の3本柱から成り立っている。
こんな食生活が続けられている限り、今後も脳卒中を始めとした血管・心臓病は、増えることはあっても減ることは決してないであろう。
＜脳卒中の起こるわけ＞
脳卒中には、脳梗塞（脳軟化）、脳出血、クモ膜下出血などがあり、いずれも脳の血管が障害されるために、意識が侵されたり、知覚障害が起こる。
脳卒中で代表的なものは脳出血（脳溢血）と脳血栓、および脳塞栓の3つだ。
脳出血は脳に分布している動脈が破れるもので、その時の出血で脳細胞は破壊され、いろいろな障害を引き起こす。
脳血栓は脳動脈が血の固まりによって詰まったり狭くなったり、そこから先の脳の栄養が害されるもの。脳塞栓は心臓の中などでできた血の塊が脳に運ばれて、そこの血管に詰まって起こるものである。
このほかクモ膜下出血は、脳実質を包んでいるクモ膜と、その下の柔膜の間に出血する。ものすごい頭痛や吐き氣が起こる。
一般に脳血栓と脳塞栓とは病態がよく似ているので、まとめて脳梗塞として扱われることが多い。かつて脳軟化といわれていたものだ。
脳出血は、脳の血管が破れるものだから、ほとんど発作的に起こる。
これに対し、血管が徐々に狭められたり、血栓が詰まったりする脳梗塞は、病変が徐々に進行するから、症状もそれに対応してあらわれる。したがって、初期症状も比較的穏やかだ。たとえば、朝目が覚めたら口がまわらなくなっていたとか、手足がしびれてきたとかいうケースが多い。
また脳出血は血圧が高まった時に起こりやすい。脳梗塞は血圧が特に高くなくても起こる。一方、低血圧者はどちらかと言うと脳梗塞になりやすい。
いずれにしても脳細胞がやられることに違いはないわけだから、脳出血も脳塞栓も結果的にはほぼ同じような障害に見舞われる。この代表的なものが半身不随だ。
この半身不随がどんなカラクリで起こるのかを簡単に見ておこう。
まず、われわれの身体の神経系統は3つに大別できる。
・ 自律神経系
―意志によって動かすことのできないもので、内臓や腺などに分布している。
・ 錐体路系
―自由意思による運動を可能にしている。
顔の表情を作ったり、手足を動かしたりする。
・ 錐体外路系
―主に全身の機能のバランスをとる働きをする。
脳卒中は、このうち錘体路※a（すいたいろ）系に異常が起こると、半身不随とな
るのである。
※a錘体路とは、
中枢神経系が支配する運動神経のひとつである。
大脳皮質運動野から末梢へ向かう神経路のうち、延髄にある錐体を通る経路のこと。随意運動の指令を伝える役割をもつ。
錐体路系は、まず大脳皮質の神経細胞にはじまる。
ここから約100万本の神経繊維が出ているが、それらは次第にまとまって束となり、内包という部分を通り、中脳→橋→延髄を走った後、顔や舌、腕、脚などへ達する。
延髄では延髄錐体というところを通過するので、錘体路の名称がつけられた。
また、延髄の下端で左右が交差して反対側にまわる。
このため、左大脳半球から発せられた命令は右半分に伝えられる。
反対に右大脳半球からのものは、左半身に伝えられる。
この為、もし出血や硬塞の起こったところが左半球なら右半身の運動が障害される。
すなわち半身不随になるわけだ。
＜体質の建て直しが第一＞
脳卒中は「ある日突然に起こる」病氣として恐れられている。
だが原因となるものは、必ず数年以上前から徐々に積み重ねられているものである。
その代表は肉食過剰だ。
肉食過剰は、血液を酸毒化し、粘稠度を増す。その一つのあらわれとして高血圧になりやすい。
それから、ストレスも重要な因子の一つ。
したがって誤った栄養知識と経済競争の中で、肉食とストレスの両方の影響を最も強く受けている働き盛りに、発病者が激増するのも自然の道理といえよう。
突然死や半身不随に見舞われるのが嫌だったら、悪食と過剰ストレスを日常生活から極力追放しなければならない。
脳卒中は、脳の循環に異常が起こる病氣だけれど、そういう異常状態を引き起こすのは、体質が悪化しているせいなのだ。
したがって、脳卒中を確実に防止するためには、体質の建て直しが必要なのである。
そのために、まず必要なのは、食生活の改善を計ることだ。
玄米・菜食中心食に切りかえるのである。
すなわち、主食は小豆、黒豆、ハト麦などを混ぜた玄米ご飯で、副食は野菜に海藻、きのこなどを加え、ごま油、オリーブ油、みそ、醤油、自然塩などを調味料とする。
大豆製品、梅干しなども積極的に摂るようにする。
そして、カキ、ヨモギ、イカリソウ、ドクダミなどの薬草茶を、お茶代わりに飲むとよい。
ヨード、カルシウムを多く含む食事は、血液を浄化し、脳と血液循環をよくする。
ビタミンＣ、Ｐ、リノー酸を含む食品は脳の血管の硬化を防止する。
これらの有効成分が、以上のような食生活にしたとき、最も効果的に補給できるのである。
ちょくちょく頭痛やめまいがあり、それに伴って知覚麻痺が起こるようなら、まず脳卒中の前ぶれと考えてよい。
大急ぎで食生活の全面改善をおこなうことで、発作を防止でき、何の障害も残さず治癒させることも可能である。
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もう手遅れか、半身不随か。
こういう状態になるまでほおっておくことが私にとっては不思議でならない。
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『脳卒中の話』
脳卒中とは？
脳は、脳みそ、卒は、にわかに、中は、あたるの意で、適中、命中と同じ意味。
すなわち脳が、にわかに邪気に当たった病氣といえます。
その実体は、脳の血管障害で、脳の血管が若さを失い、モロくなって破綻したり、血管が塞がって栄養や酸素が行き渡らなくなるために起こるわけです。
その原因の代表は、肉食過剰とストレス。
体質の建て直しを早急に計る必要があります。
そのためには、玄米・菜食中心の食生活に切り替える事が第一で、加えて精白食品や甘いものを極力控えましょう。
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代表的な文明病で、いま世界的に急増しているのは、血管・心臓病である。
その血管・心臓病という呼び名は、動脈硬化症、高血圧症、脳卒中などの血管病と、心筋梗塞、狭心症などの心臓病を一緒にしていることを示している。
その中から今回は、日本人の死因のトップの座を長い間保持している脳卒中をとりあげてみた。
統計によるとわが国では、ガンが青壮年期の最大の死因となっているのに対して、脳卒中のそれは老年期となっている。
また、日本は、世界で最も脳卒中死の多い国で、昭和年以来、死亡順位のトップを守り続けている。
脳卒中は、昭和20年頃から結核を追い抜いて、わが国（各世代を通じて）の死因トップとなった。昭和42年度は、この脳卒中のために17万2000人が死亡している。
尚、最近における心臓病の躍進も著しく、昭和42年度では、約7万5000人が他界している。この両者を合せた血管・心臓病による犠牲者は、合計して24万7000人で、同年における死亡者数の3分の1以上をしめている。
ところで脳卒中とは何だろう。
脳は脳みそ（脳実質）、卒は「にわかに」、そして中は「あたる」の意で、適中、命中などと同じ意味だ。
すなわち、脳卒中とは「脳がにわかに（邪氣に）当った病氣」なのである。
脳卒中の発作をみてみると、まさしくその通りの病氣であることがわかるだろう。
今まで元氣だった人が突然倒れたり、床についたきり昏睡状態を続けたり、幸い一命はとりとめたものの、身体の自由は失われてしまったり……といった劇的な変化をあらわす。
発作をおこした人の約半数は、一応生命はとりとめているとはいえ、一度発作を起こすと何らかの後遺症は残る。それも神経中枢部がやられるため、日常生活に大いに支障のある障害となることが多い。
これは人間にとって最も大切な脳を直撃するものであるから当然であろう。
従来は、
・ 急に起こる
・ 意識障害がある
・ 運動マヒがある、
の3つを備えているものを脳卒中と呼ぶ事としていたが、現在では、広く脳の循環害によって精神・神経症状を起こしたものを指すようになっている。
俗に中氣、中風と呼んでいるのもほとんど同じものと考えてよい。
＜血管を収縮させるもの＞
脳卒中という病氣の実体は、脳の血管障害である。脳の血管が若さを失い、モロくなって破綻したり、血管が塞がって栄養や酸素が行き渡らなくなるために起こる。
それでは、なぜ脳の、あるいは脳へ行く血管は詰まるのだろうか。
脳血管の老化は、高血圧や糖尿病などで、動脈が硬化氣味になっていると起こりやすい。身体が動脈硬化を起こしやすい状態になると、心臓や腎臓とともに、脳にもきわめて動脈硬化が起きやすくなるのである。
また、そのように動脈硬化が起きやすくなっているときは、たいてい血液の粘稠性が高かったり、循環が悪くなっているもので、血液は血管内で凝固して血管を塞ぎやすくする。というわけで、動脈硬化が進行すると脳卒中になりやすい。
そこで、まず動脈硬化症について若干説明を加えておこう。
精神的、肉体的に関わらずストレスを受けると、我々の身体は緊張し、自律神経が興奮してアドレナリンの分泌が高まる。このアドレナリンは、血管を縮める働きをもっている。
また、タバコのニコチンもアドレナリンの分泌を促進して、同様の結果を招く。
このように血管を異常に収縮させる条件は動脈硬化を招く因子である。
とはいえ、それは真因とは言い難い。
と言うのは、ストレスやニコチンによって血管が収縮したとしても、血管の機能が正常でありさえすれば、すぐに復元するはずなのだ。
だから、その復元力（弾力性）を失わせている条件こそが問題と言えよう。
動脈硬化を起こし、血管の弾力性を失わせる最大の原因は精白食品の多食だ。
とくに甘いものの過食が真因なのである。
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一般に、動脈硬化というと動蛋食によるコレステロール沈着だけが問題にされがちだが、精白食品も負けず劣らず危険なものだ。
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＜脳卒中の起こるわけ＞
脳卒中には、脳梗塞（脳軟化）、脳出血、クモ膜下出血などがあり、いずれも脳の血管が障害されるために、意識が侵されたり、知覚障害が起こる。
脳卒中で代表的なものは脳出血（脳溢血）と脳血栓、および脳塞栓の3つだ。
脳出血は脳に分布している動脈が破れるもので、その時の出血で脳細胞は破壊され、いろいろな障害を引き起こす。
脳血栓は脳動脈が血の固まりによって詰まったり狭くなったり、そこから先の脳の栄養が害されるもの。脳塞栓は心臓の中などでできた血の塊が脳に運ばれて、そこの血管に詰まって起こるものである。
このほかクモ膜下出血は、脳実質を包んでいるクモ膜と、その下の柔膜の間に出血する。ものすごい頭痛や吐き氣が起こる。
一般に脳血栓と脳塞栓とは病態がよく似ているので、まとめて脳梗塞として扱われることが多い。かつて脳軟化といわれていたものだ。
脳出血は、脳の血管が破れるものだから、ほとんど発作的に起こる。
これに対し、血管が徐々に狭められたり、血栓が詰まったりする脳梗塞は、病変が徐々に進行するから、症状もそれに対応してあらわれる。したがって、初期症状も比較的穏やかだ。たとえば、朝目が覚めたら口がまわらなくなっていたとか、手足がしびれてきたとかいうケースが多い。
また脳出血は血圧が高まった時に起こりやすい。脳梗塞は血圧が特に高くなくても起こる。一方、低血圧者はどちらかと言うと脳梗塞になりやすい。
いずれにしても脳細胞がやられることに違いはないわけだから、脳出血も脳塞栓も結果的にはほぼ同じような障害に見舞われる。この代表的なものが半身不随だ。
この半身不随がどんなカラクリで起こるのかを簡単に見ておこう。
まず、われわれの身体の神経系統は3つに大別できる。
・ 自律神経系
―意志によって動かすことのできないもので、内臓や腺などに分布している。
・ 錐体路系
―自由意思による運動を可能にしている。
顔の表情を作ったり、手足を動かしたりする。
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―主に全身の機能のバランスをとる働きをする。
脳卒中は、このうち錘体路※a（すいたいろ）系に異常が起こると、半身不随とな
るのである。
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錐体路系は、まず大脳皮質の神経細胞にはじまる。
ここから約100万本の神経繊維が出ているが、それらは次第にまとまって束となり、内包という部分を通り、中脳→橋→延髄を走った後、顔や舌、腕、脚などへ達する。
延髄では延髄錐体というところを通過するので、錘体路の名称がつけられた。
また、延髄の下端で左右が交差して反対側にまわる。
このため、左大脳半球から発せられた命令は右半分に伝えられる。
反対に右大脳半球からのものは、左半身に伝えられる。
この為、もし出血や硬塞の起こったところが左半球なら右半身の運動が障害される。
すなわち半身不随になるわけだ。
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脳卒中は「ある日突然に起こる」病氣として恐れられている。
だが原因となるものは、必ず数年以上前から徐々に積み重ねられているものである。
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それから、ストレスも重要な因子の一つ。
したがって誤った栄養知識と経済競争の中で、肉食とストレスの両方の影響を最も強く受けている働き盛りに、発病者が激増するのも自然の道理といえよう。
突然死や半身不随に見舞われるのが嫌だったら、悪食と過剰ストレスを日常生活から極力追放しなければならない。
脳卒中は、脳の循環に異常が起こる病氣だけれど、そういう異常状態を引き起こすのは、体質が悪化しているせいなのだ。
したがって、脳卒中を確実に防止するためには、体質の建て直しが必要なのである。
そのために、まず必要なのは、食生活の改善を計ることだ。
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すなわち、主食は小豆、黒豆、ハト麦などを混ぜた玄米ご飯で、副食は野菜に海藻、きのこなどを加え、ごま油、オリーブ油、みそ、醤油、自然塩などを調味料とする。
大豆製品、梅干しなども積極的に摂るようにする。
そして、カキ、ヨモギ、イカリソウ、ドクダミなどの薬草茶を、お茶代わりに飲むとよい。
ヨード、カルシウムを多く含む食事は、血液を浄化し、脳と血液循環をよくする。
ビタミンＣ、Ｐ、リノー酸を含む食品は脳の血管の硬化を防止する。
これらの有効成分が、以上のような食生活にしたとき、最も効果的に補給できるのである。
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大急ぎで食生活の全面改善をおこなうことで、発作を防止でき、何の障害も残さず治癒させることも可能である。
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